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暑い夏を快適に過ごさせてくれたエアコンも秋風とともにしばしの休息に入るこの時期は、
フル運転を続けたエアコンを徹底的に清掃する絶好チャンスなので、室内機とともに室外機もきれいに掃除して冷暖房の効率を良くして、電気代を少しでも節約したいものです。
このところの物価高騰で電気料金も目に見えて高くなったと感じてることでしょう。
それに輪を掛けてこの夏の猛暑で、エアコンはほぼ24時間フル運転状態だったと思いうので、
猛暑が続いたこの夏の電気代が目が飛び出るほど上がった方も少なくないんじゃないでしょうか。
そんな電気代を抑えるのに効果的なのが、室内機の熱交換ユニットの洗浄に加えて、室外機の清掃なので、シーズンオフのこの時期に一気に室外機も掃除しておきましょう。
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室外機の清掃と聞いてもどこを掃除すれば電気代が安くなるのか分かりずらいでしょうが、
室外機の正面側は全く関係なく、肝心なのは室外機の裏側のアルミフィンの部分です。
エアコンの室外機が熱交換するのは、前面のファンを回して、空気の流れを作って後ろから前へ吹き出すことで、裏面のアルミフィンの間を空気が抜けるときに冷媒ガスを冷やすことで、室内機で室内の空気を冷たくしてるので、室外機の裏側のアルミフィンをきれいに掃除して、風を抜けやすくすることで、より効率よく熱交換することができるので、その分電気代を低くすることができるという仕組みです。
室外機の裏側を掃除すると簡単に書いてますが、多くの室外機が壁際に背を向けて設置されていると思うので、すぐに掃除に取り掛かれないでしょう。
私の自宅はベランダに室外機を設置して、吐き出し窓を一枚塞ぐように室外機を設置して、吐き出し窓を開けることで、室外機の裏側から簡単に掃除できるようにしてあるので、すぐに掃除に取り掛かれます。
エアコンを取り付けるときに、室外機の掃除のことまで考えて設置してるのは、プロだから気付くことだと思うので、
一般の方は取付業者に言われるがままに室外機の背中が見えない設置をされているところが多いので、
そうなると簡単に掃除することができないので、かより完璧な掃除をするためには、室外機を取外さなくてはならないので、
専門的知識と作業が必要になるので、DIYで簡単にというわけにはいかないけど、室外機の上から手を伸ばして、できる範囲だけでも掃除するだけでも、かなり違ってくるので、これから紹介する掃除用具を利用して、できる範囲で室外機を掃除してください。
まず、室外機の掃除に使う掃除用具を紹介しておきます。
この値段でこの3点セットは、かなりお買い得だと思います。
私も自宅用に買って家のエアコンの清掃に使ってるので、使いやすさは保証します。
室外機の背面はこんな感じです。
ベランダの掃き出し窓を開けるだけで室外機の背中が丸見えなので、すぐに掃除に取り掛かれるので楽です。
エアコンを取付けるときに、私は先々の掃除のことも考えて取付けたので、その効果が今こうして出てるということで、室外機の冷却部分の掃除も入念に行うことができるので、さらなる節電も期待できます。
このエアコンの室外機のアルミフィンには変形は見られないので、普通に掃除をするだけで、きれいにすることができますが、中には取付前や輸送中に無理な力が掛かって、変形してるのを見かけることがあるけど、それって熱交換の効率が落ちるし、目詰まりを起こす原因になるので、修正しておくべきなんですが、そのまま設置されてるということは、設置業者にそんな知識がなかったのか、それとも知ってて修正しなかったのか、はたまた分かってたけど道具がなかったのか、いずれにしてもちょっといただけない業者だったようですね。
アルフィンに吸い込まれていた鳥の羽根や細かなゴミもきれいになって、撮影用の光でアルミフィンが光ってるのがわかります。
今回使用するエアコン クリーニング キット3点セットの中のメタルコームというやつです。
これなら、完璧とまではいかないけど、ある程度変形も修正できるので、何もしない状態から比べれば、かなり違ってくると思うし、後々の掃除のことを考えても楽になるので、ぜひ変形した部分も修正してください。
もし完璧に修正するなら、この専用工具を使って修正するようにしてください。
曲がったアルミフィンの専用修正工具なので、これなら曲がったアルミフィンも数秒で元通りに修正することができるし、エアコンのアルミフィンだけでなく車のラジエターやほかの冷凍設備でも使えるので、一つあるととっても便利なものだし何といっても安いし業者なら持ってて当然というような工具です。
今回私の自宅の室外機には変形も見られなかったし、使うことは無かったので、簡単に紹介するだけにとどめておきますが、ちょっとした注意点を紹介すると、
修正するフィンの隙間に多少の違いがあるので、フィン間隔にあったところを使わないと、しっかり修正することができないし、下手をするとフィンの間隔がおかしくなるので、この点だけは注意が必要です。
室外機の冷却部分の掃除は最初に幅広ブラシで大まかなごみを落としてから、金属ブラシでフィンの隙間のホコリやごみを掻き出すように掃除をして、そのあとを幅広ブラシできれいに吐き出します。
折りたたみブラシは、端のほうの細かな部分の掃除に使うと隅から隅まできれいすることができます。
これで、室外機の主要部分の掃除は終わりなので、最後に掻き出したホコリやごみを掃除して室外機の掃除は終わりです。
室内機の分解掃除に比べたら簡単だけど、これは私のように吐き出し窓から作業できたからで、通常の壁際に設置されてる場合は、室外機の上もしくわ横から手を入れての作業になるので、もう少し時間が掛かるだろうし、どうしても取り残しが出てしまうと思いますが、それでもやった方が断然違うので、年に一度くらいは掃除するようにしてください。
もし壁際に設置された室外機をもっときれいにしたいなら、室外機を取外して掃除するしかないので、そこまでしようと考えるなら、エアコンの取外し手順を参考にして挑戦してください。
ただし、室外機を取外すと取付けの際に真空ポンプ等の専用工具が必要になるので、その点は理解しておかないと、取付けられなったり、ただ繋いだだけでエアコンを運転すると冷媒ガスが変質して冷媒管内の中で固まったりしてコンプレッサーを壊してしまうことも考えられるので、十分注意して作業にあたってください。
最後は、ちょっとリスクの高い話になりましたが、それでも手順と注意点を守って作業すれば、問題なく取付けられるので、もし挑戦されるのなら「エアコンの取外し手順」を熟読してから挑戦してださい。