フレア加工写真解説

フレア加工の写真解説

前回は、冷媒管をフレアツールにセットするところまで解説しました。

 

後半で紹介してるように、フレアツールも最近は、海外製の粗悪品が出回っているようなので、みなさんは粗悪品を掴まされないように、最低次の事柄を確認してください。

  1. 国内生産品であること
  2. JIS規格に合格してること

ネットで販売されてる並行輸入品などは要注意です。

 

今回は、冒頭から話が脱線してしまいましたので、そろそろ本題に戻りましょう。

 

今回は、フレア加工の手順の紹介ですが、前回フレアツールへのセットまでは紹介したので、その続きから始めます。
ここからは、写真を使って紹介しますので、みなさんも写真と見比べながら作業を進めてください。
写真の手順どおりに進めていくと最後は完璧なフレア加工が出来上がります。

 

フレア接続1ここは、前回紹介したフレアセットの段階です。
フレア接続2フレアツールのコーン部分をスライドさせセットします。
フレア接続2-1

クランプバーのガイド設定位置にコーン部分を合わせてセットします。

 

最後に横の固定用ハンドルをしっかり締付けてください。

フレア接続3ハンドルを締込みフレア加工を行います。

 

※トルク機能が働き、空転するまで締込んでください。

フレア接続44)フレア加工の完成です。

   ハンドルをいっぱいまで逆回転させ、
   固定用ハンドルを解除して、
   コーン部分を元の位置に戻します。

フレア接続5 フレア接続6

 

 

ここで使用した写真は、電気工事を紹介したサイト
実践 電気工事』で使ってるものです。

 

このサイトでも、簡単にエアコン設置に関する記載をしてあるので、こちらも参考にしてください。

 

この作業を、1/4、3/8双方の冷媒管に施して、室内機と冷媒管の接続準備の完成です。

 

ここで、フレア加工の注意点をまとめておきましょう。

  1. フレア加工の前に、冷媒管の切断面の成形作業を行う。
  2. クランプバーに冷媒管をセットするときは、クランプバーの表面と冷媒管の端を合わせる。
  3. コーン部分をスライドさせ、ガイド位置にセットし、しっかりと固定する。
  4. ハンドルを締込み、フレア加工を行う。
  5. コーン部分を元の位置に戻し、銅管を外す。

最後に、フレアナットをスライドさせてフレアの状態を確認します。
大きすぎるとフレアナットに収まらず、接続することが出来ません。
逆に小さすぎるとフレアの割れや破断の原因となるので、適切な大きさでフレア加工が行われたかの確認はとても重要です。

 

というものの、どれが適切なのか判断がつかないと思うので、ここにいたるまでの工程が大切になってくるんです。
JIS規格適合品のフレアツールなら、どのメーカー品を使っても同様の仕上がりになるので、それを信用する以外に厳密に調べていられないというのが実際のところです。

 

ですから、フレア加工においてはJIS規格適合のフレアツールを使い、尚且つ手順を遵守して正確な作業を行うことがとても大切なのです。

 

フレア加工も出来たので、次は冷媒管の接続作業を解説したいと思います。

 

冷媒管接続(室内機側)の解説