エアコン取付に必要な工具
このページで紹介している工具は、絶対に必要な工具ですので、揃えてください。
ご存知でしょうがエアコンを確実に取付けるには、専用の工具が必要です。
みなさんのお宅にエアコンを取付けに来た業者もいろいろな専用工具を使っていたと思います。
自分でエアコンを取付けるにしても最低必要なものがあるので、必要な専用工具をこちらで一覧表示して紹介しておきますので、どんな専用工具が必要なのかザッと見てください。
フレアツール |
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エアコン取付で一番大切なフレア加工(冷媒管を円錐状にする加工)を行う専用工具です。
紹介してるのは、1/4 3/8 1/2の3サイズ対応のもので、現在販売されている家庭用エアコンは、この3サイズのものがほとんどなので、このフレアツールで問題なく対応できます。
トルクレンチセット | モンキレンチ |
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エアコンの室内機と室外機を繋ぐ冷媒管の接続に不可欠な専用工具です。
左側のトルクレンチセットは、1/4 3/8の2サイズなので、1/2冷媒管仕様のエアコンを取付けるときは、別途買う必要があります。
真空ポンプ |
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冷媒管の接続後に機械内や冷媒管内の空気を抜く工具です。
現在販売されているエアコンの標準取付け工事方法として指定され、真空状態を確保できないと冷媒ガスと酸素が結合して機械不良の原因となります。
真空ゲージ |
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真空ポンプと合わせて使用し、機械内及び冷媒管の真空状態の確認を行います。
チャージホース |
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真空作業の際に真空ポンプと室外機を繋ぐために使用します。
ここで紹介してる真空ゲージなら1本でいいのですが、マニホールドなら最低2本必要になります。
銅管カッター |
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接続用冷媒管の切断に使います。
プロ用のものの中でも小型で、一般の方は、このほうが扱いやすいと思います。
くるくるリーマー |
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銅管カッターで切断した断面を整形するのに使います。
仕上げヤスリ |
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切断面の返りを取るのに使います。
六角レンチ(9本セット) |
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室外機の冷媒ガスバルブの開閉に使います。
最低必要な工具は、これくらいでしょう。
私たちプロの職人はこのほかに、銅管ベンダーや接続部に使用するフレアガードなども使います。
これだけのものを一つ一つ揃えるのも大変ですから、最初からセットになったものもあるので、それを選ぶのも一つの選択肢でしょう。
私が紹介したものと少し内容は違いますが、エアコン取付に必要なものは揃っているので、このセットを購入すれば、すぐにエアコンの取付を始めることができます。
こうして見てくると、それなりの数の専用工具が必要だということが、ご理解いただけたと思います。
これだけの工具を揃えて自分でエアコンの取付を行うより、業者に任せたほうが安あがりだと感じる方が多いと思いますが、
前にも書いたように、必要じゃなくなったら、フリマやオークションに出品すれば、購入金額の半値くらいで売ることができるので、そう高い買い物にはならないし、エアコンの取付練習ができてその技術は自分のものになるので、全くの無駄ということはなりません。