自宅のエアコンの取付けを自身で行うことを考えている方の多くが、エアコンを近くの家電量販店やネットショップなどから購入されると思います。
今まさにエアコンを購入しようとしている
あなた!ちょっとまってください。
価格だけで選ぶんじゃなく、エアコンの購入を決める前に、このページを一読して購入を決めるポイントを確認してください。
みなさんがエアコンを選ぶときに重視するのは、どんなところでしょうか?
といったところでしょうか。
どれも大切なポイントですが、これらは自身でエアコンの取付けをせず、取付を業者に依頼するときの選択ポイントです。
私たちのようにプロが選ぶときは、どこのメーカーのどの品番なのかから、必要な部材や仕様を確認します。
などの取付に必要な情報を確認します。
自分でエアコン取付けを行うのなら、これらの情報を事前に調べておく必要があります。
エアコン取付に必要な情報は、カタログ内に記載されているので、メーカーのカタログを請求して調べるもいいですし、ネットを使って簡単に必要な情報にアクセスできるので、各メーカーのネットカタログで調べるなり、どんな方法でもいいので調べてください。
調べる項目は、先に挙げたようなもので、内容や記載方法を紹介しておきます。
この画像は、国内の某メーカーのカタログの抜粋です。
見ていただきたいのは、赤枠やアンダーラインの引いてある部分です。
まず電源関係の情報が記載されています。
画像のエアコンの電源は、単相100Vで、コンセントの形状は記載のような形状のコンセントが必要です。
コンセント容量は、コンセントに対する最大電流量を示しています。
次に冷媒管サイズを確認します。
このエアコンに必要な冷媒管は2分3分の冷媒管です。
6.4は、ミリサイズ表示で、インチサイズなら1/4(6.35mm)になり、9.5は、3/8(9.53mm)ということです。
次が、冷媒ガスをチャージしなくていい、長さと高低差の最大値で、この長さを超えるときは、規定量の冷媒ガスをチャージする必要があります。
因みに、高低差12mは、一般的な建物なら、4階建てに相当する高さなので、戸建住宅なら冷媒ガスの追加チャージは必要ないということになります。
仮に冷媒ガスを追加チャージしなくてはならない時は、規定量をメーカーに確認するようにしてください。
冷媒ガスは少なすぎても多すぎても冷暖房効率が落ちるので、電気料金が高くなるばかりか機械に負担をかけるので、機械寿命を縮めることになってしまいます。
尚、冷媒ガスにはR410a、R407、R32の3種類があるので、どの冷媒ガスが使われているのかも確認する必要があります。
最低これくらいの情報を確認してから、エアコンを選ぶ必要があるし、設置場所も考える必要があるでしょう。
さあ、今みなさんが考えている設置場所は、必要条件を満たしていますか?