プロが使うリークテスタ(冷媒ガス漏れ検知器)
エアコン取付にプロが使うおすすめのリークテスタを厳選しました。
エアコンの取付でガス漏れの有無を確認するのは至極当たり前の話で、リークテスタを持ってることはエアコンの取付業者としては当然のことです。
しかしこのところの物価高騰でリークテスタも価格の上昇が著しく、中には倍以上になってるものもあるので、かつてほど簡単に買えばいいと言えるものじゃ無くなりつつあります。
だからと言ってエアコンの取付を行うのであれば持っておかなくてはならない検査機器の一つなので、しっかり吟味して仕事内容に見合った機種を選んで活用していかなくてはなりません。
またDIYでエアコンを取付ける時にも持っておきたい機器ですが、先にも書いたように安いものじゃなくなりつつあるので、あえて必須工具とは書きません。
その代わりと言ってはなんですが、記事の最後に簡易検査用の溶剤も紹介しておきますので、そちらを活用して冷媒ガス漏れの無い完璧な取付を目指してください。
リークテスタに関しては、エアコン取付業者や修理・メンテナンスを生業とされている方々には必ず持ってもらいたいので、こちらは必須工具だと言い切っておきます。
そのうえで選定の際には、対象冷媒ガス(R32, R410A, R134a, R22等)や、どの程度の検知感度が必要なのかなどを考慮して、最小検知感度や検知方式などを吟味して自身の作業状況に応じた適切な一台を選ぶことが大切です。
お薦めのリークテスタ
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| TASCO TA430MB | TASCO TA430D |
|---|---|
| 楽天市場で見る | 楽天市場で見る |
| TASCOカタログ仕様確認 | TASCOカタログ仕様確認 |
この二台はエアコン取付工事業者がよく使ってるリークテスタです。
左側が最も売れ筋のリークテスタで、使いやすく、ガス漏れ状態をブザーとランプの点灯で分かりやすくなってるので、検査時間を短くすることができます。
右側は、上位モデルで感度がとても敏感で僅かなガス漏れも見逃すことはありません。
その反面、付近に漂う別のガスを検知することがあるので、実際のガス漏れかどうかの確認が必要な場合があるので注意が必要です。
感度がいいのも良し悪し両面あるので、検査で求められる精度を勘案して適切なものを使うことが大切です。
人気の汎用リークテスタ
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| TASCO TA430VA | ASADA LD316 |
|---|---|
| 楽天市場で見る | 楽天市場で見る |
| TASCOカタログ仕様確認 | Asadaカタログ仕様確認 |
この辺りは少し前まで、2万円台で手に入ったモデルなのに、今じゃ4万円以上と倍以上に値上がりして、決してお手頃なんて言えない価格帯になってしまいました…
とはいえ、必要なものであることに変わりはないので、仕事の内容や頻度に応じて適切に選んでください。
高精度リークテスタ
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| TASCO TA430ST | TASCO TA430B |
|---|---|
| 楽天市場で見る | 楽天市場で見る |
| TASCOカタログ仕様確認 | TASCOカタログ仕様確認 |
ガス漏れ検知精度の高いモデルで、機械内部の僅かなガス漏れも見逃すことがないので、特にメンテナンスや修理を行う方にはお薦めのリークテスタです。
エアコンの室内機や室外機の機械内部でのガス漏れは見付けるのに苦労するものですが、この高精度リークテスタなら割と簡単に漏れ箇所を特定することができるので、メーカー修理か自社修理かの判断も素早くつけることができます。
冷媒ガス漏れ検知液
最後は簡易的ですが、室外機や室内機側の接続部分からのガス漏れを検知するのに使うガス漏れ検知液です。
ガス漏れの大半はフレア接続部分から漏れてることが多いので、直接フレア接続部分に検知液を塗布して、ガス漏れを目視で確認するのに使います。
原始的な検知方法ですが、案外簡単に見つかることも多いので、私は作業終了前に室外機の接続部分に塗布して最終確認をするようにしています。
室内機側の接続部分はリークテスタを当てて検査しておけば、完璧です。👍








